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スカイリム 真面目にRP その18 [Skyrim]

こんにちは

 『真面目にRP』第18回です。ホワイトランの戦いを制し、ストームクロークの勢力を東側に押し戻したアレイアス嬢、ソリチュードに戻り、次の指令をテュリウス将軍から受けることに。



Tullius.jpg リッケとシピウスなら任せて安心だとは思っていたが、君もだいぶ貢献してくれたな。奴らの勢力を東側に押し戻した。今頃は歯軋りしているだろう。ホワイトランが帝国についたという事実は、周辺の首長達にとっても大きな意味を持つはずだ。だが勝利に酔っている暇はない。ドーンスターの帝国軍野営地へ向かってくれ。ドーンスターは小さな要塞だが、ここを押さえれば、スカイリムの西側は全て帝国側の勢力となる。
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 ドーンスターと言えば、『歩く老害』スカルド首長の治める要塞。スカルドと言えば、ストームクロークを礼賛し、公の席でさえ帝国を悪し様に罵るという。それだけではなく、側近に対するひどい仕打ちの噂がそこかしこでささやかれている。

 野営地に向かったアレイアス嬢、リッケ特使から、敵の情報を撹乱せよとの指令を受けます。

 ウィンドヘルムの酒場『キャンドルハース・ホール』と、宿屋『ナイト・ゲート』を往復しているストームクロークの配達人から命令書を奪い、内容を書き換えてストームクロークの将校に渡すというもの。

 宿屋『ナイト・ゲート』で配達人の行方を聞くも、ここもまたストームクロークの息のかかった宿屋、簡単に情報を漏らそうとはしません。
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 しかし、アレイアス嬢の話術が冴え渡り、配達人の居所を聞き出すことに成功しました。ところでSSの中にいるカウンターの人物、向かって左側が宿屋の主人。右側はエリクです。あんた何やってんの( ̄▽ ̄;

 配達人の行方を追ったところ、なんと氷の生き霊に襲われているところに遭遇。駆けつける間もなく配達人は死んでしまいました(^^;

 普通は配達人に声をかけてうまく丸め込むとか、後ろから近づいてすりとるとかするんですけどねぇ。まさか勝手に死んでくれるとは(^^;

 申し訳ないとは思いつつも死体の懐から指令書を抜き取り、急ぎ野営地へ戻るアレイアス嬢。リッケはその指令書を受け取り、内容をうまく書き換えてもう一度アレイアス嬢に渡します。次はこの指令書を、ドーンスターにいるストームクロークの将校に届けなければなりません。一般の兵士ならともかく、将校が相手では慎重に動かないと、最悪正体がばれる危険性があります。

Areias.jpg ここは私が1人で行くわ。

Aurora.jpg でも危険よ。

Areias.jpg 3人で移動しているところを見つかれば、変に思われるわ。大丈夫よ。あなた達はここにいて。

 配達人は1人だった。伝令が複数でぞろぞろ歩いていたりしたら、おそらくは咎め立てされるだろう。

 ストームクロークの将校はドーンスターの首長の館にいるらしい。アレイアス嬢はいつもの自分の服を着て、堂々と正面から入りました。案の定『なぜ鎧を着ていないのか』と尋ねられますが、『この姿ならただの旅人としか思われない、その方が動くには都合がいいから』と答え、ストームクロークの将校を納得させてしまいました。

 野営地に戻り、リッケ特使に報告。しかしこれで終わりではありません。命令書が書き換えられたことで援軍が来なくなり、孤立しつつあるダンスタッド砦のストームクロークを打ち破らなければなりません。アレイアス嬢は帝国軍の兵士と砦近くで合流。見事ストームクロークを打ち破りました。この砦を占拠したことでドーン・スターは帝国軍の手に落ち、スカルド首長は退陣、変わってブリナ・メリリスと言う女性が首長になりました。帝国支持者と言うだけでなく、思慮深く民思いの女性です。ドーン・スターの人々はもう少し暮らしやすくなることでしょう。この戦いで、アレイアス嬢は軍事長官に昇進。ご褒美に盾をもらうのですが、ふつーーーの『帯鉄の盾』

Areias.jpg(困ったわね・・・。溶鉱炉で溶かすしかないわ。)

 そもそも魔法使いは盾を持ちません。しかしもう少しいいものを・・・( ̄∀ ̄;

 と言う愚痴は置いといて、ドーン・スターへ新首長を表敬訪問したアレイアス嬢、信頼を得てドーン・スターの従士になりました。
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 新首長がちゃんと首長の服を着ているのは、こちらのMOD(http://skyrim.2game.info/detail.php?id=23793 Appropriately Attired Jarls)を入れているからです。

 土地の購入許可ももらって、ヘリヤーケン・ホールを建築。今でもスカイリムのあちこちに家は持っていますが、いずれアリアンナから事業を引き継いだ時には、もっとたくさんの拠点が必要になりますから、家が増えるのはありがたいこと。新築の家で一休みしたあと、ソリチュードへ。テュリウス将軍から次の指令を受けます。


Tullius.jpg リフトを奪還する。そのために君には重要な役を担ってもらう。リフトの帝国軍野営地へ急いでくれ。リッケもそこに向かっているはずだ。

 ハーフィンガル(ソリチュード周辺)、リーチ(マルカルス周辺)、ハイヤルマーチ(モーサル周辺)、ファルクリースは元々帝国側。ホワイトランが帝国につき、ドーン・スターも手中に収めたことで、スカイリムの中心から西側はもう帝国の勢力。ウィンターホールドも以前に落としてますので、あとはリフト(リフテン周辺)を手中におさめ、イーストマーチのウィンドヘルムを一気に攻め落としたいところ。

 そういやウィンターホールドって行かないうちに帝国側になっちゃったから、コリールさんには会わずじまいww

 しかも未だに行ってないから新首長の顔も知らんな。後で行こうw


 リフトの帝国軍野営地に向かったアレイアス嬢に、リッケ特使からの指令が下りました。
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Areias.jpg ・・・つまり、その証拠をつかんで首長の執政の弱みを握り、こちらに有利な情報を引き出す、そう考えていいのね?

Rikke.jpg そういうことよ。方法については任せるわ。あなたのことだから心配はしていないけど、もしも執政の部屋に忍び込むつもりなら、用心することね。

Areias.jpg それはそうね。でも、堂々と入っても特に咎めだてされなくなれば問題はないわよね。

Rikke.jpg ふふふ・・・。そうね。朗報を期待してるわよ。


 さてここはリフテン近くのホンリッヒ湖畔に建つ、アレイアス嬢の家。(家MOD⇒http://skyrim.2game.info/detail.php?id=64286&no=1 Island Hobbit Home - Revisited)もちろん表向きは『友達の家』。湖畔にたたずむかわいらしい家です。ここからはリフテンの港や、ホンリッヒ湖の中州に建つハチミツ農園が一望できます。そういえばその『ゴールデングロウ農園』が、最近になって伯母のアリアンナに書簡を送ってきたとか。内容は、今後のハチミツの取引を任せたい、というもの。

Arianna.jpg あの農園はブラックブライアの傘下だったはずよ。それがどうしていきなりこんな手紙をよこすものか、慎重にかからないとね。

 アリアンナがそんなことを言っていた。フォレスタ一族からすれば、ブラックブライア家など小物の一つ。いつでもひねりつぶせる程度のものではありますが、それでもリフテンでは大きな力を持っています。ブラックブライア家が盗賊ギルドや暗殺者のギルドと繋がりがあることは承知していますが、今のところフォレスタの事業に影響が出るほどのことではないので、様子見の段階。しかしこの申し出をうっかり受ければ、ブラックブライア家との間に当然ながら軋轢が生じます。そこをサルモールにつけ込まれれば、面倒なことになるのは必定。

 ということで、リフテンではアレイアス嬢の正体が知られないよう、いっそう気をつけなければならないようです。

Areias.jpg(そういえば・・・以前リッケ特使が言っていたのもブラックブライア家の当主の話よね・・・。)

 それはホワイトランの攻防の前、リッケ特使と話す機会があったときに聞いた話。

Areias.jpg ホワイトランが帝国につけば、あとはドーン・スターね。あそこが帝国支持になれば、スカイリムの西側は全て帝国の勢力になるわ。

Rikke.jpg ええそうね。ホワイトランがこちらについたら、おそらく次はドーン・スターと言うことになると思うわ。

Areias.jpg 早いところ何とかしてあげたいわ。スカルド首長はおよそ首長の器としてふさわしくない人物よ。ブリナ・メリリスのほうが遥かに首長としてふさわしいわ。

Rikke.jpg それは将軍が考えることだけど、おそらくはそうなるでしょうね。ウィンターホールドもクラルダーが首長になって帝国支持を明確に打ち出しているし、残るはリフトと、ウルフリックのいるイーストマーチよ。

Areias.jpg リフトの首長はストームクローク支持を表明しているわ。帝国がリフトを取り戻した時、誰を首長にすえるか、あたりはつけてあるのでしょう?

Rikke.jpg もちろん。ブラックブライア家の当主、メイビンを考えているそうよ。

Areias.jpg ブラックブライア家のメイビン?それは・・・。

Rikke.jpg ブラックブライア家のことはもちろんこちらでも掴んでいるわ。盗賊ギルド、闇の一党、そういった裏世界の連中に金を与えて、自分の手足のように使っている。私個人の考えを言わせてもらうなら、ろくでもない人物ね。でも彼女は帝国派で、リフテンに絶大な影響力を持っている。今のところはどんな人物であっても、影響力の大きい人物を首長にすえなければならないの。

 リッケの口調だと、『取りあえず今は』メイビンしかいないと言うことらしい。用済みになれば容赦なく叩き潰されるのだろうけど・・・

 翌朝リフテンに着き、中に入ろうとしたところ、なんと門番の衛兵が金を要求してきた。睨みつけて突っぱねると衛兵は後ずさり、ぶつぶつ言いながら門を開けてくれました。入口の衛兵からしてこの程度では、中の状況が思いやられる。

Areias.jpg(なるほどね・・・。ろくでもないのはメイビン・ブラックブライアだけではないと言うことね。)

 町の中は、おそらくここに住む人達にとっては日常なのだろうが、アレイアス嬢には異様な雰囲気に映りました。目つきのよくない男が入口を睨みつけ、その近くでは女に口汚く罵られる若者と、戦士らしい女性が暗い顔で友人らしい男性と話しこんでいる。

「おいあんた。」

 目つきのよくない男に話しかけられ、町のことを知りたければ金を払えと言われました。相手がごろつきなのはひと目でわかりましたが、郷に入っては郷に従え、まずはお金を払って話を聞くことに。

Aurora.jpg 盗賊ギルドの手下の一人かしらね。

 アウロラさんが呆れたように言います。

 ※アウロラさん紹介のところで書き忘れたのですが、この人、「Aurora」なので、本来の日本語訳は「オーロラ」です。このフォロワーMODが紹介された時に日本語化ファイルを上げてくださった方が「本当はオーロラだけど、オーロラヴィレッジとかぶるからアウロラにしといたよ」とコメントされていたので、ここでもその日本語化を使用して「アウロラ」と表記しています。

Areias.jpg というより、ブラックブライア家の手下のようね。

Erik.jpg 活気のない町だな。ウィンドヘルムとはまた違った雰囲気だね。

 エリクがあたりを見渡してつぶやきます。

Aurora.jpg フィオラ、どうする?この町で3人で動き回るのは目立ちすぎるみたい。手分けして情報収集したほうがいいと思うんだけど。

Areias.jpg そうね。それじゃあなたはエリクと2人で酒場をお願い。私は市場を回ってみるわ。

 例によってアウロラさんはエリクを連れて酒場へ。アウロラさんは文句なしの美人なので一人では人目を引いてしまいますが、エリクと一緒だとエリクがどんなことにでもいちいち驚くので、アウロラさんに目が行きません。ちょうどいい隠れ蓑にww

 
 さてひとり市場にやってきたアレイアス嬢、とある店の店主が自分を見ていることに気づきますが、あえて振り向かず、気配に気を配るだけにとどめておくことに。その時「ふん・・・エルフか・・・。」

 聞こえた声のほうを見やると、そこの店の店主はダークエルフ。ダークエルフがウィンドヘルムで迫害されているのは実際にこの目で見てきましたが、さりとて彼らが帝国軍に何か期待しているわけではもちろんない。ましてやサルモールになどなおさら。ダークエルフだってサルモールは大嫌いなのです。当然ハイエルフに対していい感情は持っていません。しかし、それで引き下がらないのがフォレスタ一族。その店先に近づいて笑顔で声をかけます。

Areias.jpg ええ、エルフよ。あなたもエルフだわ。生まれ育った場所が違うというだけじゃない。そんなに渋い顔をしないで、売り物を見せてはくれないの?

 思いがけない反応に驚いたダークエルフの店主は「ブラン・シェイ」と言い、慌てて品物を見せてくれました。買い物をしながら世間話をして、おかげでこの町についてわかったことがいくつか。そしてダークエルフにしては変わった名前のその店主に名前の由来を聞いたところ、どうやらモロウウィンドの名門テルヴァンニ家に連なるらしいとの話が。最も本人はそれを信じているわけではなく、自分の出自がはっきりとわかるなら、どんなものでもいいから見つけたいというのが本音らしい。多少の手がかりらしき話を聞いて、何かわかれば連絡するわと、和やかにその店を離れたところ・・・

「ずいぶん羽振りがいいようだが、まともな手段で稼いだ金ではなさそうだな。ええ?小娘。」

 聞こえた声に振り向くと、さっきからこちらを伺っていたノルドの男。彼の店の店先には怪しげな色のポーションが並んでいる程度。何を売っているものやら。

Areias.jpg 小娘とは失礼ね。先の大戦の時、私は家で戦争の経緯を見守っていたわ。あなたはどこにいたの?お母さんのお腹の中?それともどこかの誰かに生まれ変わる前の霧のような存在として、ソブンガルデにでもいたのかしらね。

 アレイアス嬢の言葉に肩をすくめたその男、名を名乗り「悪かったよ。あんたはエルフだ。確かに小娘ではないな。どうだ、俺の仕事を手伝う気はないか。」と言ってきた。

Areias.jpg 遠慮しておくわ。もっと人を見る目を養うことね。私の持っているお金はね、私がまっとうな手段で稼いだものよ。誰にも後ろ指を指される必要はないものなの。どんな仕事か知らないけど、仲間を見つけたいなら他を当たって。

 そう言ってその男「ブリニョルフ」に背を向けたとき、さっきの店のブラン・シェイがアレイアス嬢を呼びました。「おーいお客さん、おまけを忘れてたよ。」

 店先に行くと「たくさん買ってもらったのにサービスが悪くてすまんね。」そう言いながら、ブラン・シェイが小声で(やつは盗賊ギルドの一員だ。関わるなよ。)そう耳打ちした。なるほど、あの男は勧誘員だったのか。そしておそらくは、町にやってくるよそ者を品定めしているのだ。ブランシェイに礼を言い、そ知らぬふりで渡された「おまけ」の袋を受け取って市場を離れるアレイアス嬢。この町はよそ者を警戒している。あまりいつまでも話し込んでいると、衛兵にも目をつけられたりするかもしれない。そうなったら面倒だ。

Areias.jpg(何とか首長に直接会う方法を考えないと・・・。)

 とりあえずは酒場で食事をし、もう少し情報収集をしようか。


※ゴールデングロウ農園の話は、盗賊ギルドのクエストでは別な話ですが、こちらはまあ創作と言うことでww


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