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スカイリム SE版SKSE導入顛末記② [Skyrim]

 こんにちは

 スカイリムSE版英語版の日本語化とSKSE64導入に関する覚書第2回です。

 SE版のSKSEがリリースされたのは去年の話。ここの管理人、そのころはDDOでイブニングスターを走ったり、12月になってからはU37のバロビアを走ったり、まあそちらでいろいろ忙しく、導入は見送りになっていました。

 もっとも見送っていた理由はそれだけではありませんで、ネックになるのはやはり『SKSEを使うなら英語版を日本語化しないと』の部分。

 最近になってCreationClubなるものが実装され、公式で有料コンテンツを購入できるようになったとか。MODの購入とはまた別なのか、統合されているのかまではよくわかりません。

 検索するといろんなゲームサイトの記事がヒットしますが、前評判のわりに今のところユーザーに受け入れられているとはイマイチ言い難いぽい。もっともこのコンテンツのメインターゲットは、いろんなMODを自在に導入できるPC版ユーザーより、制限の多いコンシューマーユーザーではないかと見る向きもあるようですね。

 CreationClubで今提供している中で目玉になっているらしいのが『サバイバルモード』だそうなんですが、飢えや疲労、寒さなど現実に即したモードで遊べるというもの。

 ・・・・・・( ̄д ̄;

 FrostfallとiNeedでOK?

 渇きの概念もついてきまっせ!(・∀・)

 ま、PC版ユーザーなら、ここの管理人と同じようなことを考えたことはあると思うんですが、コンシューマー機ではそう簡単にMOD導入とは行きませんから、コンシューマーユーザーにとっては朗報と言えるのかもしれませんね。今後の成り行きを見守りたいところです。

※参考資料
http://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=671
Frostfall - Hypothermia Camping Survival

http://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=645
iNeed - Food Water and Sleep
その2:わからなきゃ訳するしかない

 さて、英語版をそのままプレイできない以上、日本語にするしかない。しかし誤訳修正MODは出来れば使わず、いやあとで使うかもしれないけどまずはスカイリムオリジナルの翻訳データもきちんと把握しておきたい。いくら妙ちきりんな訳があったとしても、だw

 なじょにすんべと悩んでいた管理人、実際問題、この部分で結構長い間悩んでました。LE版では最初から新日本語化というお手軽な方法を取ってしまったために、元々の旧日本語化すらやったことがない。そしてやったことがないうちにその方法が使えなくなっていたw

 でもSKSEは入れたい!!!

 そこで今回もまた、ありがたく先人様のお知恵を拝借すべく、あちこちのサイトをうろうろ。

 そこで知った驚愕の事実!(当社比)

 sseTranslatorでstringsファイルを翻訳できる!?

 世界中のスカイリムユーザーから「今まで知らんかったんかーい!」と突込みが入りそうなこの話。

 知りませんでしたwww
 espファイルや、せいぜいpexファイルを訳したことしかなかったもんで( ̄∀ ̄;

 こんな身近なところに救世主がいたとは!!!!

 それがこちら!!
 http://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=134
  xTranslator

 falloutなどにも対応していて、LE版もこれで翻訳できます。なのでxTranslatorと言う名前になっていますが、ここではSE版のお話なので、sseTranslatorと表記します。

 これでstringsファイルを翻訳すればなんとかなるかもしれない、光明が見えてきた管理人、sseTranslatorを使ってstringsファイルを翻訳する方法について、あちこちのサイトを巡り、sseTranslatorのMOD紹介サイトの解説を読み、いざ、翻訳へ!!!


 まずは作業の前準備として、我が家のスカイリムSE版を英語版にしなければなりません。

 「そこからかい」と突込みが入りそうな話ですが、はい、そこからなんですw

 最初にすることは、今使っている日本語版フォルダをリネーム。うちではこういう時、簡単にJPを後ろにつけたりしています。こうすることで、steamはスカイリムSE版フォルダを認識できなくなるので、「このPCのHDDにはスカイリムSE版のフォルダはない」ことになります。

 次が英語版のDLとなるのですが、うちでは以前CKが動かなくなった時に落としておいた英語版があるので、そのファイルを元の名前に戻しました。

 CKが動かなかった時の記事がこちら
 http://sacchan-monologue.blog.so-net.ne.jp/2017-07-02
 スカイリム SE版その時CKが動いた!!①

 http://sacchan-monologue.blog.so-net.ne.jp/2017-07-02-1
 スカイリム SE版その時CKが動いた!!②

 これで今の我が家のスカイリムSEは英語版になりましたが、この英語版、バージョンは上に貼った記事の時期当時のもの。当然このままでは使えないのでsteam君に頼んでバージョンアップをしてもらわなければなりません。そのためには日本語版で設定してあるsteam君のプロパティから言語タブを選んで、英語に変更します。

 steamのライブラリでSE版を右クリック⇒プロパティ⇒言語タブ⇒日本語になっている部分を英語に変更。

 英語版を持ってない場合は最初からDLすることになりますが、この言語タブの変更手順は同じです。

 日本語版をリネームしないでこれをやってしまうと、日本語版の中身がそのまま英語版に置き換わってしまいますので、必ず最初に日本語版フォルダをリネームしてください。
 
 そして念のため、『ファイルの整合性を確認』で、DL漏れがないかをチェック。

 この状態では、多分英語版フォルダの中のCKもバージョンが古いんですが、とりあえずそれは置いといて、まず英語版で動くかどうかの確認をします。

 最初は英語版フォルダの中のランチャーから起動。MODはなんにも入ってない状態なので、とりあえずのニューゲーム。オバ顔でキャラメイクまで行こうかと思いましたが、思いの外長いので途中でやめましたw

 ま、これは問題なし。まっさらの状態ではちゃんと動く。さて次です。

 今度はMO2を立ち上げて、ここから起動。MOD入りのセーブデータを問題なく呼び出せるか。

 ここで管理人のミス。MO2を立ち上げた状態で日本語版から英語版にフォルダを差し替えてそのまま起動したために、最初はMODもセーブデータも認識せずww

 何やってんだよ、私( ̄∀ ̄;

 ということでいったんMO2を閉じて改めて起動。うん、MODのおかげであちこち日本語になってるけど、システム関係はちゃんと英語。これは英語版だ。

 バージョンがこちら。
ScreenShot14.jpg

 よし、これで英語版をプレイできる環境は整った。次にSKSEを・・・と行きたいところですが、次にやらなければならないのは『英語版を日本語化するためのデータ作成』

 ところで管理人が使用しているSSETranslatorは、SE版が出た当時のバージョンのままw

 使えないわけではありませんでしたが、よほどの不具合でも出ていない限りツールは最新版を使うのが一番なので、今回改めて最新版をDLして使用することにしました。

 そしてsseTranslatorのセットアップの前準備をここから始めます。

 管理人が作業した手順はこんな感じ

1.今まで使っていた日本語版からstringsファイルのJapaneseを抜き出し。
 ・SE版日本語フォルダのDataに入っている「interface.bsa」という名前のbsaファイルをbsaブラウザなどで開きます。
 http://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=1756
 BSA Browser

 http://skyrimspecialedition.2game.info/detail.php?id=913
 QuickBsaExtractor

 など。

 「bsaブラウザ」でググればいろいろヒットするかと思いますので、ツールの使い方は、もっと詳しく解説してくださっているサイト様へ( ̄∀ ̄;

 ・bsaファイルの中に入っているのは「interface」「strings」フォルダの中身。これを解凍するのですが、今のところ必要なのはstringsファイルの中でも名前に『Japanese』と入っているもののみ。それを選択して解凍するもよし、面倒ならbsa丸ごと解凍でも問題ありません。
 「interface」フォルダの中身はあとで使いますからね。
 
 日本語版のstringsには英語と日本語しか入ってないので、抜き出しも容易かと思います。使用するstringsファイルは全部で15個。
 頭についているファイル名は
 ・skyrim
 ・update
 ・dawnguard
 ・hearthfire
 ・dragonborn
 この5つですが、それぞれに「.strings」「.ilstrings」「.dlstrings」という拡張子のついたファイルが存在するので
 5個×3拡張子=15個

 ※抜き出したファイルは、デスクトップあたりにわかりやすい名前のフォルダを作り、そこに格納しておくといいと思います。

2.抜き出したデータを英語版「strings」フォルダに入れる
 ・英語版も、日本語版と同じように「interface.bsa」をbsaブラウザなどで解凍します。必要なのは「English」がついているファイルだけなんですが、英語版の中にはドイツ語、フランス語、スペイン語など、日本語以外のサポート言語ファイルが入ってるので、目視の抜き出しが面倒ならば、やはり丸ごと解凍でも問題はないと思われます。
 ・出来上がった英語版「strings」フォルダに、1で抜き出しておいた15個のファイルを入れます。元々Japaneseファイルはないところなので、そのまま入るはずです。

3.sseTranslatorの初期セットアップ
 ・最初に立ち上げた時にはこんなのがでます。
ssetranslator-01.jpg

  これらのゲームに対応していますよと言うことなので、上から2番目の「Skyrim SE」を選びましょう。
  ・するとソフト本体と一緒にこう言う画面が出ます。
ssetranslator-02.jpg

   これはソフト本体画面の「option」タブで開くページなんですが、最初はインターフェイスもすべて英語なので、もう少しとっつきやすく、これを日本語にします。
  ・画面上の「option」タブをクリックして、「Language」をJapaneseへ変更したら、OKボタンを押します。
ssetranslator-05.jpg

  ・すると自動で再起動して次からは日本語で表示されます。これだと分かりやすいですよね
ssetranslator-06.jpg

 ・次が辞書の構築です。日本語になった「オプション」→「言語と辞書」をクリックすると、最初に出た画面が出ます。初期は何とフランス語辞書が。
 ・左が「English」のまま、右を「Japanese」に変更。
ssetranslator-03.jpg

  真ん中の青い画面は、該当辞書がある場合翻訳可能ですよということで青くなってます。この状態で、右下の『辞書を構築』ボタンをポチッ。するとオプション画面が消えて、本体画面左下に緑色のバーがグイングインと動き出します。少し時間がかかりますがメッセージが出るまで待ちます。
ssetranslator-07.jpg

 ・こんなのが出たら完了。OKボタンを押して辞書構築は終わりです。
ssetranslator-08.jpg

 これでsseTranslatorが使用可能になりました。あとはstringsファイルを呼び出して翻訳するだけの簡単なお仕事・・・といけばいいのですが、これからの作業が一番重要で一番大変ww

 次回は実際の翻訳作業と、その後のお話。

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