スカイリム SE版SKSE導入顛末記③ [Skyrim]
こんにちは
スカイリムSE版英語版の日本語化とSKSE64導入に関する覚書第3回です。
sseTranslatorが使用可能になり、やっとstringsファイルを翻訳できる前準備が終わりました。
これから15個の英語版stringsファイルを全部日本語にしていく作業が始まります。
その3:訳しろって簡単に言うけどね
はい、この作業、簡単ではありませんw
まず、デスクトップなどのわかりやすい場所に、翻訳が完了したファイルを入れるためのフォルダを作ることをお勧めします。
仮置き場なので名前はわかりやすいものにして、どこに置いたかを忘れなければOKですw
それと、もう一つ管理人がやったのが、英語版stringsフォルダに入っている、英語版stringsファイルのバックアップ。
もちろん、万一変な内容で上書きしてしまっても、bsaからまた取り出せばいいのはいいですが、まあbackupがあれば、いちいちbsa解凍をしなくてもいいという、おばちゃんらしい手抜きの発想です( ̄∀ ̄;
それと今回は、翻訳ファイルが出来るたびに、導入してゲーム内で確認というのをやりながら進めました。
準備が出来たら、sseTranslator起動。はい、やっと起動ですw
おお、出来た。ちゃんと翻訳出来ました。これはたまたま一番上にあったDawnguardのstringsを呼び出したところ。ちゃんと日本語に訳されています。この調子で、まずは日本語データを作らなければならない。
このファイルの呼び出し方についてですが、sseTranslatorを起動した後、ここの管理人はSE英語版フォルダを指定して、dawnguard_english.stringsというファイルを呼び出しました。すると「.ilstrings」も「.dlstrings」も同時に呼び出されます。
出力の時は、ファイルメニューから「stringsを別名で出力」を選び、最初に作った「翻訳が完了したファイルを入れるためのフォルダ」に収納。出力するときも3つ揃って出力されるので、15個分全部一つずつ翻訳ということにはなりませんw
ファイルが三つ格納されていることを確認したら、そのファイルをそれぞれDawnguardのstringsファイル名に変更
・dawnguard_english.strings
・dawnguard_english.ilstrings
・dawnguard_english.dlstrings
これはSE英語版のstringsフォルダの中にある、Dawnguardのファイル名をコピー。
これでdawnguardの日本語ファイルが出来ました。
しかし、我が家のSE版マリシア嬢は、Dawnguardに入ってないww
ということで、このファイルはひとまず置いといて、メインファイルのskyrim_english.stringsを翻訳することに。
テキストが膨大過ぎて、ちゃんと翻訳してあるかどうかをsseTranslatorの中で確認するのは無理。これはもう、プレイの中でチェックしていくしかなさそうです。なのでとにかく出力。ファイル名をチェンジ。
英語版stringsフォルダの中のenglishファイルはみんなバックアップ済みなので、出来上がったstringsファイル三つを放り込み、上書き。
そして起動。
たまたまプラウドスパイヤー邸にいたマリシア嬢、従者となったジョディスに声をかけたところ、さっきまで字幕が英語でしたが、今度は日本語になりました。ちなみに音声は英語のままです。
今回は『英語音声+日本語字幕』で楽しむことにしたので(^^)
スカイリムの日本語音声を担当している声優さん達は、みなさん洋画や海外ドラマの声を当てている方達だと思うんですよね。アニメとはまた違う独特の雰囲気があり、洋画を見ているような気分になれるのであれはあれで好きなんですが、それはLE版でも楽しめますから、SE版は違うことをしてみたいなと思いまして。
さて翻訳ファイルの話に戻ります。
次がupdateのファイル三つ。これを訳してファイルを入れたところ、skyrim_english.stringsを入れた時には英語のままだった『外交特権』のクエスト解説が日本語になりました。
ここでせっかく作ったDawnguardファイルを導入、ゲーム内でチェックは出来ないかと思ったのですが、よく見るとリフテンの東側にチラ見えしているドーンガードの砦がちゃんと日本語にw
詳しい内容については、プレイするときにでも確認するしかなさそうです。
次がHearthfireのファイル、最後にDragonbornのファイルと、とにかく「翻訳⇒出力⇒ファイルリネーム⇒導入⇒ゲーム起動で確認」を繰り返すこと5回。
ゼェゼェ・・・(´Д`;;
言うのは簡単ですが、かなり時間がかかりました。でも途中で明日というわけに行かないので、これは一気にやりましたよTT
え?
なんで明日じゃダメなのかって?
前の日にどこまで進めたかを忘れるからです!
おばちゃんの古くなった脳みそ甘く見たらいかん!w
まあ全部翻訳してまとめて入れても問題があるわけではないではないので、そのほうが簡単だとは思いますけどね( ̄▽ ̄;
さてへろへろになりながらも、何とかかんとか翻訳は完了。ファイルを全部入れたことで、会話やインベントリも全部日本語で表示されるようになりましたが・・・
オープニングのメニュー、システム画面のメニューなど、英語のままのところも結構あります。こういう部分を日本語化するためには、stringsファイルではできません。
ここで登場するのが「interface」フォルダ。前回丸ごと解凍しておいた「interface」フォルダの出番です。この中にある「translate_english.txt」を翻訳することで、メニュー部分の日本語化が可能になるそうです。
これもstringsファイルと同じようにバックアップを取ってから作業します。
sseTranslatorのファィルメニューから「MCM/translateテキストを開く」を選び、「interface」フォルダから「translate_english.txt」を呼び出します。
これがその画面。
これでもまあ、翻訳はされているのでいいような気もしますが、これだとあちこちおかしなことになるので、やはりここは、日本語版の「translate_Japanese.txt」を呼び出して比較するのがいいと思います。
何がどうおかしくなるのかと言いますと、このあたり
原文はどちらも「Master」なので、構築された日本語辞書から、「達人」と訳されています。
しかしこれ、IDを見ると、それぞれ「$Master」「$Very Hard」となっていますね。
実はこれ、「$Master」のほうはオーディオの設定項目にある「マスター音量」、「$Very Hard」のほうは、その名のとおり、難易度の設定項目である「VERYHARD」です。
ここの管理人、最初に訳した時にはうっかりこのまま出力してしまい、オーディオの項目が「達人」、難易度の設定も「達人、精鋭、素人」などの名前になってしまいました( ̄∀ ̄;
ということで、今度は日本語版から「translate_Japanese.txt」を呼び出して比較するのですが、それを呼び出すのが「ツール」メニューの中の「MCM/translateテキストを開く(比較)」です。
こちらが、「translate_Japanese.txt」を呼び出したところ
はい、ちゃんと正しい訳文が入りました。これを出力する時には、ファイルメニューから「MCM/translateテキストを別名で出力」を選び、翻訳済ファイルを入れておくフォルダを指定します。そこに出力されるのは「translate_Japanese.txt」と言う名前のファイルなので、これを「translate_english.txt」にリネームして、SE版DATAフォルダの「interface」フォルダに入れます。
ここまででやっと、翻訳が完了です。
これでもう、日本語版と何ら変わりない画面でプレイ出来るようになりました。違うのは音声が英語だと言うことだけ。
こちらはメニュー画面。翻訳されていない「$MODMANAGER」は、日本語版にはなかったものだからかなと思いましたが、「translate_english.txt」の中に原文が見つかりませんでした。まあ管理人的には特に気にしなくてもいいものですので、そのままにしてあります。
こちらはゲーム内のシステム画面。この中の「MODCONFIG」はSkyUIのMCM設定のこと。
これはもうSKSE64を入れて、SkyUIも入れて、すっかり環境が整った画面ですが、ここまでたどり着くのにも、大変苦労しましたw
次回はそんなお話。
スカイリムSE版英語版の日本語化とSKSE64導入に関する覚書第3回です。
sseTranslatorが使用可能になり、やっとstringsファイルを翻訳できる前準備が終わりました。
これから15個の英語版stringsファイルを全部日本語にしていく作業が始まります。
その3:訳しろって簡単に言うけどね
はい、この作業、簡単ではありませんw
まず、デスクトップなどのわかりやすい場所に、翻訳が完了したファイルを入れるためのフォルダを作ることをお勧めします。
仮置き場なので名前はわかりやすいものにして、どこに置いたかを忘れなければOKですw
それと、もう一つ管理人がやったのが、英語版stringsフォルダに入っている、英語版stringsファイルのバックアップ。
もちろん、万一変な内容で上書きしてしまっても、bsaからまた取り出せばいいのはいいですが、まあbackupがあれば、いちいちbsa解凍をしなくてもいいという、おばちゃんらしい手抜きの発想です( ̄∀ ̄;
それと今回は、翻訳ファイルが出来るたびに、導入してゲーム内で確認というのをやりながら進めました。
準備が出来たら、sseTranslator起動。はい、やっと起動ですw
おお、出来た。ちゃんと翻訳出来ました。これはたまたま一番上にあったDawnguardのstringsを呼び出したところ。ちゃんと日本語に訳されています。この調子で、まずは日本語データを作らなければならない。
このファイルの呼び出し方についてですが、sseTranslatorを起動した後、ここの管理人はSE英語版フォルダを指定して、dawnguard_english.stringsというファイルを呼び出しました。すると「.ilstrings」も「.dlstrings」も同時に呼び出されます。
出力の時は、ファイルメニューから「stringsを別名で出力」を選び、最初に作った「翻訳が完了したファイルを入れるためのフォルダ」に収納。出力するときも3つ揃って出力されるので、15個分全部一つずつ翻訳ということにはなりませんw
ファイルが三つ格納されていることを確認したら、そのファイルをそれぞれDawnguardのstringsファイル名に変更
・dawnguard_english.strings
・dawnguard_english.ilstrings
・dawnguard_english.dlstrings
これはSE英語版のstringsフォルダの中にある、Dawnguardのファイル名をコピー。
これでdawnguardの日本語ファイルが出来ました。
しかし、我が家のSE版マリシア嬢は、Dawnguardに入ってないww
ということで、このファイルはひとまず置いといて、メインファイルのskyrim_english.stringsを翻訳することに。
テキストが膨大過ぎて、ちゃんと翻訳してあるかどうかをsseTranslatorの中で確認するのは無理。これはもう、プレイの中でチェックしていくしかなさそうです。なのでとにかく出力。ファイル名をチェンジ。
英語版stringsフォルダの中のenglishファイルはみんなバックアップ済みなので、出来上がったstringsファイル三つを放り込み、上書き。
そして起動。
たまたまプラウドスパイヤー邸にいたマリシア嬢、従者となったジョディスに声をかけたところ、さっきまで字幕が英語でしたが、今度は日本語になりました。ちなみに音声は英語のままです。
今回は『英語音声+日本語字幕』で楽しむことにしたので(^^)
スカイリムの日本語音声を担当している声優さん達は、みなさん洋画や海外ドラマの声を当てている方達だと思うんですよね。アニメとはまた違う独特の雰囲気があり、洋画を見ているような気分になれるのであれはあれで好きなんですが、それはLE版でも楽しめますから、SE版は違うことをしてみたいなと思いまして。
さて翻訳ファイルの話に戻ります。
次がupdateのファイル三つ。これを訳してファイルを入れたところ、skyrim_english.stringsを入れた時には英語のままだった『外交特権』のクエスト解説が日本語になりました。
ここでせっかく作ったDawnguardファイルを導入、ゲーム内でチェックは出来ないかと思ったのですが、よく見るとリフテンの東側にチラ見えしているドーンガードの砦がちゃんと日本語にw
詳しい内容については、プレイするときにでも確認するしかなさそうです。
次がHearthfireのファイル、最後にDragonbornのファイルと、とにかく「翻訳⇒出力⇒ファイルリネーム⇒導入⇒ゲーム起動で確認」を繰り返すこと5回。
ゼェゼェ・・・(´Д`;;
言うのは簡単ですが、かなり時間がかかりました。でも途中で明日というわけに行かないので、これは一気にやりましたよTT
え?
なんで明日じゃダメなのかって?
前の日にどこまで進めたかを忘れるからです!
おばちゃんの古くなった脳みそ甘く見たらいかん!w
まあ全部翻訳してまとめて入れても問題があるわけではないではないので、そのほうが簡単だとは思いますけどね( ̄▽ ̄;
さてへろへろになりながらも、何とかかんとか翻訳は完了。ファイルを全部入れたことで、会話やインベントリも全部日本語で表示されるようになりましたが・・・
オープニングのメニュー、システム画面のメニューなど、英語のままのところも結構あります。こういう部分を日本語化するためには、stringsファイルではできません。
ここで登場するのが「interface」フォルダ。前回丸ごと解凍しておいた「interface」フォルダの出番です。この中にある「translate_english.txt」を翻訳することで、メニュー部分の日本語化が可能になるそうです。
これもstringsファイルと同じようにバックアップを取ってから作業します。
sseTranslatorのファィルメニューから「MCM/translateテキストを開く」を選び、「interface」フォルダから「translate_english.txt」を呼び出します。
これがその画面。
これでもまあ、翻訳はされているのでいいような気もしますが、これだとあちこちおかしなことになるので、やはりここは、日本語版の「translate_Japanese.txt」を呼び出して比較するのがいいと思います。
何がどうおかしくなるのかと言いますと、このあたり
原文はどちらも「Master」なので、構築された日本語辞書から、「達人」と訳されています。
しかしこれ、IDを見ると、それぞれ「$Master」「$Very Hard」となっていますね。
実はこれ、「$Master」のほうはオーディオの設定項目にある「マスター音量」、「$Very Hard」のほうは、その名のとおり、難易度の設定項目である「VERYHARD」です。
ここの管理人、最初に訳した時にはうっかりこのまま出力してしまい、オーディオの項目が「達人」、難易度の設定も「達人、精鋭、素人」などの名前になってしまいました( ̄∀ ̄;
ということで、今度は日本語版から「translate_Japanese.txt」を呼び出して比較するのですが、それを呼び出すのが「ツール」メニューの中の「MCM/translateテキストを開く(比較)」です。
こちらが、「translate_Japanese.txt」を呼び出したところ
はい、ちゃんと正しい訳文が入りました。これを出力する時には、ファイルメニューから「MCM/translateテキストを別名で出力」を選び、翻訳済ファイルを入れておくフォルダを指定します。そこに出力されるのは「translate_Japanese.txt」と言う名前のファイルなので、これを「translate_english.txt」にリネームして、SE版DATAフォルダの「interface」フォルダに入れます。
ここまででやっと、翻訳が完了です。
これでもう、日本語版と何ら変わりない画面でプレイ出来るようになりました。違うのは音声が英語だと言うことだけ。
こちらはメニュー画面。翻訳されていない「$MODMANAGER」は、日本語版にはなかったものだからかなと思いましたが、「translate_english.txt」の中に原文が見つかりませんでした。まあ管理人的には特に気にしなくてもいいものですので、そのままにしてあります。
こちらはゲーム内のシステム画面。この中の「MODCONFIG」はSkyUIのMCM設定のこと。
これはもうSKSE64を入れて、SkyUIも入れて、すっかり環境が整った画面ですが、ここまでたどり着くのにも、大変苦労しましたw
次回はそんなお話。
2018-03-18 09:58
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