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ビューティフルアメリカ [ひとりごと]

 アメリカ合衆国。

 日本人にとって、多分良くも悪くも一番身近な国と言えるのではないでしょうか。

 そのアメリカ合衆国に、新しい大統領が誕生しました。しかも私と同世代という若い大統領。これが日本ならば、年寄り連中の顔色を窺いながら、まだまだひよっこ扱いされている世代ではないでしょうかww

 そのバラク・オバマ新大統領の就任式の模様が、昨日の朝(日付が変わったのでw)からテレビで流れっぱなしですw 
 やふーなじゃぱーんなどの検索サイトからは、オバマ大統領の就任演説全文が載っているサイトへのリンクが貼られています。2ヶ所ほど覗いてみましたが、訳者が違うのか、微妙な表現がそこかしこで違っていました。意味としては似たようなものだと思いますけどね。

 力強く希望に満ちた演説だったようですが、新しいリーダーの演説としては、けっこう現実的といいますか、かなり具体的な内容だったという印象を受けました。気になったのは、そのオバマ大統領の演説のほうではなく、朝から流れ続けている、就任式前の人々の熱狂ぶり。

 やはり「史上初のアフリカ系(黒人系)大統領」を意識してか、インタビューされる人達は皆さん黒人系の方達ばかり。ほとんど熱に浮かされてでもいるかのように、「オバマ、オバマ」と連呼する女性や、「これは歴史的な出来事だ」と涙を流す方など、新大統領に対する期待の大きさを伺わせます。

 新大統領の、あの現実的な演説は、この人々にどのくらい届いたのだろうかと、ふと疑問がわきました。

 実力さえあれば、人種も性別も年齢も関係なく成功をつかめる、といういわゆる「アメリカン・ドリーム」の国であるアメリカですが、その一方で根強い人種差別の残る国でもあります。長い長い間差別に耐えてきた、主にアフリカ系の人々にとって、新大統領は救世主のような存在なのでしょうか。

 「史上初のアフリカ系(黒人系)大統領」の誕生で、その差別が明日にでもなくなるような、そんな期待を抱いている人もいるんじゃなかろーかと、そんな風にさえ思えるほどに、画面の中の人々は熱狂していました。

 でもそんなに話がうまく運ぶとも思えません。本当は、全てこれからですからね。

 就任パレードの途中、車を降りて奥さんと2人で歩く大統領。手を繋いで、2人で手を振りながら歩く姿は、微笑ましいですねー(^^)

 オバマさんにはがんばってほしいものですが、日本にはあんまり無茶な要求しないでね、などと勝手なことを考えていましたww

 政治制度が違うのだから、比べちゃ行かんと思っても比べたくなってしまう、日本の政治家の皆様方の、威厳のなさ(T_T)

 エーカゲン足の引っ張り合いやめませんかね(--;

 日本の首相もさ、あんまりコロコロ変わるのやめようよ(^^;
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