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スカイリム 真面目にRP その16 [Skyrim]

 こんにちは

 『真面目にRP』第16回です。はい、続いてましたwww

 MODを漁ったりCKで家造りを始めたりしているうちに備忘録を作りたくなって、そっちを始めたもののリアルが忙しすぎて毎日とれる時間がものっすごく少なくなり、今に至ります( ̄▽ ̄;

 さっきやっとウィンドヘルムに行って、上書きされてしまったウルフリックとの会話シーンを撮影してきたので、続きが書けます。待っている方がいるかどうかは定かではありませんが、お待たせいたしましたw

 というわけで、ついにやってきましたウィンドヘルム。着く早々ノルドの男達に罵倒されるダンマーの女性を見かけて、気分が悪くなったアレイアス嬢ですが、とにかく今はホワイトランからの正式な使者として、ウルフリックにバルグルーフ首長から託された斧を渡さなければなりません。

 重厚な装飾が施された広い宮殿の広間には、誰もいません。衛兵が扉の脇に立っているのと、執政らしき男性が一人いるくらい。どこか寒々しい印象を受けるその広間の一番奥には首長の玉座があり、そこに座っているのは、ヘルゲンに護送される馬車で乗り合わせたさるぐつわの男。
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 テュリウス将軍やレイロフが『ウルフリック』と呼んでいたあの男です。彼と話しているのは恐ろしげな熊の毛皮で作った鎧に身を包んだ年配の男性です。それがおそらくアウロラの言っていた『血の気の多い側近』

 2人の話の内容はなんとホワイトランの話。アレイアス嬢が入ってきたことには気づいたようですが、構わずしゃべり続けています。声をかけたアレイアス嬢に、少しうるさそうに振り向いたウルフリック首長、『おや』という顔をしました。見覚えのある顔だと言うことは気づいた様子。

Areias.jpg 久しぶりね、ウルフリック首長さん。私のことは覚えているかしら。

Ulfric.jpg ふん、思い出したぞ。ヘルゲンでレイロフが助けたエルフだな。ここにいると言うことはお前もあの場所から逃げおおせたようだが、レイロフは一緒ではないのか。

Areias.jpg 途中まで一緒だったけど、はぐれてしまったのよ。ここには来てないの?

 ハドバルの後をついて砦に逃げ込むとき、レイロフに出会った。いかに敵対勢力同士とは言え、あの状況では敵も味方もない。一緒に逃げてはどうかと提案しようとした瞬間ドラゴンが舞い降りてきて、砦に飛び込むだけで精一杯だった。
※もちろんあのシーンでレイロフとハドバルが一緒に砦に入るという選択肢はありませんが、まあRPってことで自然な流れにしてみました。

Ulfric.jpg いや・・・まだ来ていない。いい戦士だったのだが・・・

GalMar.jpg ウルフリック、なんだこのエルフは。まさかサルモールではあるまいな。

Areias.jpg エルフがみんなサルモールに所属しているわけではないわ。私はホワイトランからの正式な使者としてきたのよ。

Ulfric.jpg ほお、やっと来たか。待っていたぞ。

 笑顔になったウルフリック首長でしたが、渡された斧を見て顔色を変えた。

GalMar.jpg そおれ見ろ、ウルフリック、これで奴の腹が見えただろう。このエルフを捕らえて殺せ。そして首を奴に送りつけろ。こちらの本気度をわからせるにはいい機会だ。

Areias.jpg ウィンドヘルムという町は、正式な使者を捕まえて平気で首を落とすような野蛮な町なの?

GalMar.jpg 正式な使者だと?それがどうした。我々には恐れるものなど何もない。貴様の細っ首など、この武器の一振りで簡単に落ちよう。

Areias.jpg あなたが武器を振り終える前に、あなたを燃やして逃げることも出来るのよ。まったく・・・こちらもあなた達の腹が見えたわよ。あなた達は単に権力を手に入れたいだけね。民のことなんて何一つ考えていやしない。恐怖による支配など長くは続かないわよ。

GalMar.jpg 忌々しいエルフめ!われらを侮辱する気か!

Areias.jpg 事実を言ったまでよ。スカイリムをノルドの国として発展させたいなら、だれかれ構わず殺すなどと脅すようなことは言わないことね。

Ulfric.jpg ほう、随分と勇敢なエルフだ。敵の本拠地でそこまでの啖呵をきるとはな。お前が間違った側についたのが残念でならぬよ。ガルマル、控えよ。このエルフには斧を返す。それが私の答えだとバルグルーフに伝えるがいい。
 
 ここでアレイアス嬢、思い切って聞いてみた

Areias.jpg どうしてトリグを殺したの?トリグはノルドだわ。あなた達の敵はサルモールであって帝国ではないでしょうに。なぜ同胞に戦争を仕掛けるの?

 その質問に対するウルフリックの答えがこれ。
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 そんなことのために一人の命が失われたのかと思うとはらわたが煮えくり返るアレイアス嬢でしたが、ここで怒ってウルフリックの尻に火をつけるわけにも行かない。ぐっとこらえて話を続けます。

Ulfric.jpg で、ハイ・フロスガーにはもう行ったのか、ドラゴンボーンよ。

GalMar.jpg ドラゴンボーン?どういうことだ?

Ulfric.jpg 先日ホワイトラン近くの監視塔にドラゴンが襲来したという報告があっただろう?あの報告書にあった『声の力を持つ女』がこのエルフだ。そして、どうやらアリアンナ・フォレスタ殿の知り合いらしいな。

GalMar.jpg なんだと!?ウルフリックよ、ハイエルフがドラゴンボーンだなど・・・バカも休み休み言え!

Areias.jpg なるほど、私のことは調査済みということね。残念ながら本当のことらしいのよ。なんならここで叫んで見せてもいいわよ。ま、認めたくない気持ちは理解出来るけどね。

Ulfric.jpg 当たり前だ。ドラゴンボーンとは我らノルドに伝わる伝説なのだ。それがよりによって宿敵とも言うべきハイエルフに顕われるなど、神はいったい何をお考えなのか!

Areias.jpg あなたがトリグに対して使ったその『声』もハイ・フロスガーで身に着けたものよね。あなたはドラゴンボーンではないの?

Ulfric.jpg 残念ながら私のこの声は、ハイ・フロスガーに召喚され、彼の地での長い修行によって身につけたものだ。お前は私とは違う。修行など必要あるまい。

 そういいながら実に悔しそうなウルフリック。そりゃまあ、ノルドの伝説に出てくるドラゴンボーンが、よりによって宿敵と狙うハイエルフに顕現したとなれば、もう彼のはらわたは煮えくり返っていることでしょうな( ̄∀ ̄;

 しかし、ハイ・フロスガーという場所についてはそれなりに思い出があるらしく、いろいろと教えてくれました。基本的には『悪党』ではないらしいウルフリック。とは言え、彼が民を扇動し、上級王の座がほしくてトリグを殺したのは間違いない事実。やはり許すことは出来ません。

Areias.jpg どちらが間違った側なのか、いずれわかるわ。ではごきげんよう。

 部屋を出て、入口に歩き出したアレイアス嬢の後ろで、ガルマルが不満げにウルフリックに言う声が。

GalMar.jpg 甘いぞウルフリック!お前はスカイリムの王となるべき人間なのだ。エルフの一人や二人、すぐにでも殺せずになんとする!

Ulfric.jpg 彼女にはバルグルーフに私の考えを伝えるという役目を申し付けたのだ。殺すのはそのあとでも問題あるまい。それに、帝国軍など恐るるに足らんが、今フォレスタ一族ともめ事を起こせば、物資の調達がままならなくなる。

 ウルフリックもフォレスタ一族には一目置いているらしい。もっともスカイリム中の物流のほとんどを取り仕切っているので、気を使わざるを得ないわけですが・・・。

Areias.jpg (ウルフリックはそれなりに思慮深そうだけど、あのガルマルという男は危険そうね・・・。)

 あきらかにアレイアス嬢に聞かせるつもりで話しているとわかる大声を後にして、王の宮殿を出て、まっすぐ酒場に向かいます。酒場では吟遊詩人の歌に合わせてエリク坊ちゃんがノリノリで踊っていました。その脇で静かにグラスを傾けるアウロラさん。

Aurora.jpg おかえりなさい。無事でよかったわ。

Areias.jpg 外のすさんだ雰囲気に似合わず、酒場は盛況みたいね。

Aurora.jpg そうね。でもあの歌はいただけないわ。あなたのほうがずっと上手よ。

 そう言いながらちらりと吟遊詩人を見やるアウロラさん。確かに歌はいまひとつ・・・。

Areias.jpg ふふふ、いつもなら一曲歌うところだけど、今日はなんだかそんな気になれないわ。私も一杯もらおうかな。

Aurora.jpg 今日はこの町に泊まり?

Areias.jpg 町の中に家を借りてるの。そこに泊まりましょう。

Aurora.jpg あなたのお友達の家ね。(実はアレイアス嬢の持ち物w)それじゃ、そこに着いたら少しお話しましょう。

 どうやら酒場での聞き込みはいろいろと収穫があったらしいアウロラさん。市場の隅にある家(家追加MOD⇒http://skyrim.2game.info/detail.php?id=42258)にやってきた一行、食事のあとにアウロラさんが話してくれたところによると、この町では今いくつか問題を抱えているらしい。ひとつは最近立て続けに若い女性が殺されていること。首長もこの件については執政に早期解決を命じているそうだが、残念ながら成果はあまりあがっていないらしい。そしてもうひとつは帝国とストームクロークとの戦争だが、そのほかにも町の中で異種族同士の諍いがいくつも起きていること。

Areias.jpg なるほど、積極的に迫害しているわけではなくても、何が起きても手を差し伸べないというのは、首長としてあるまじき行いね。

 この町に住むダンマーたちは『灰色地区』と呼ばれる区画に押し込められるようにして暮らしているらしい。酒場や店もあり、とりあえず暮らしていくことは出来ているが、ウィンドヘルムの町からの援助は何一つ期待できず、さらに同じ町に住むノルド達からは日々罵倒されたり暴力沙汰に巻き込まれたりしている様子。町の中であれ外であれ、ノルドが事件に巻き込まれればウルフリック首長はすぐに衛兵を差し向けるが、巻き込まれたのがノルド以外の種族であった場合、彼は見て見ぬ振りをするだろうという話だった。その話を聞きつけた山賊たちが、ノルド以外の人々を狙って動き出している。被害はかなり出ているが、彼らは『ノルドではない』ことを理由に要塞の首長からまったく守ってもらえない・・・。

Areias.jpg まるでサルモールのエルフ至上主義ね。やっていることは同じじゃないの。

Aurora.jpg この町のノルドは概ねウルフリック首長の考えに賛同しているわ。でも、そうでない人もいるにはいるみたいよ。

 そこで聞いたのが『フリーウィンター』という年配の戦士の話。『大戦の英雄』として町の人々からとても頼られていて、特にダンマーからは『彼ならばウルフリックの目をダンマーに向けさせることが出来る』とかなり期待されているとのこと。

Aurora.jpg もっとも、彼の訴えは今のところウルフリックの心を動かすには至ってないみたいだけどね。

Areias.jpg ふうん・・・会ってみたいわね。明日もう一度酒場に行ってみようかな。

 大戦と言えば、ウルフリックも参加していたはず。大戦が起きて、いてもたってもいられずハイ・フロスガーを飛び出したと・・・。

Areias.jpg そもそもサルモールがばかばかしい要求を帝国に突きつけたのが原因よ。あの連中は、いったいいつになったら愚かな夢から覚めるのかしらね・・・。

 実のところ、ハイエルフであるアレイアス嬢にとって、『元々は人間』であるタロスへの崇拝は違和感のあるもの。とは言え、信仰する心を止めることなど出来ないこともまた理解しているので、家ごとに祠を祭って毎日の平穏を祈願したり、明日の暮らしの恵みを祈る程度のことに口を出す必要はないと思っています。

Areias.jpg(でも・・・必ずと言っていいほど扇動する誰かが現れ、ささやかな祈りを力として利用しようとするのよね・・・)

 今、ウルフリックはまさにノルドの信仰心を煽りたて、戦争へと駆り立てている。そしてそれがサルモールにつけ入らせる隙を与えているのだ。ほんの少しでもタロスの信仰を疑われたものは、容赦なく投獄されている。スカイリムにとって本当の敵は、帝国ではなくサルモールだと言うのに・・・。

Areias.jpg(スカイリム中のストームクロークが帝国に協力すれば、アルドメリ自治領の干渉など受けずに済むようになれる可能性は高いというのに、そこに気づけないなんてあのウルフリックと言う男、やはり権力がほしいだけの愚か者でしかないのかもね・・・。)

 ソリチュードの宮廷魔術師シビルが言っていた。トリグがウルフリックをとても尊敬していたと。ウルフリックはそのことを知っていたのだろうか・・・。

Aurora.jpg あなたは大戦をその目で見たの?

Areias.jpg 参加していたわけではないけど、あのころはシロディールの帝都にいたからいろいろと大変だったわ。

 帝都は未だ大戦の影響を引きずっている。無論そのことにフォレスタ一族は無関心ではいられない。

Aurora.jpg そのフリーウィンターという人はいつもは市場にいるみたいよ。首長の目が届かないところを、いろいろと調べて人々を助けているみたい。酒場よりは町の中で探したほうが見つかりそうね。

 他の要塞ならすぐにでも従士取立てとなりそうな人物らしいが、ウルフリックにとってはおそらく煙たい存在なのだろうと推測するアレイアス嬢、翌日町の中でそのフリーウィンターを探してみることにしました。

 この二人が話している間、エリク坊ちゃんはおしゃれな家の内装に喜び、風呂があると聞いてのんびりと浸かっていたという次第。天真爛漫です。

Erik.jpg ふぅ、さっぱりした。フィオラ、あなたの友人はすごい家を持っているんだね。

Aurora.jpg あなたもフォレスタ一族の名前は聞いたことがあるでしょう?この家はスカイリムでフォレスタの事業を統括している、アリアンナ様の姪御さんが所有しているそうよ。

Erik.jpg へぇ・・・確かロリクステッドの家もそうだよね。ホワイトランにもソリチュードにも・・・。そうか。確かにフォレスタ家の持ち物なら納得だな。うちの親父の宿屋もフォレスタの仲買人からいろいろ仕入れているんだ。値段は良心的、仲買人もハイエルフとは思えないほど感じがいいと言っていたよ。

Areias.jpg あなたはお父さんの宿屋を継ぐ気はないの?

Erik.jpg 僕は冒険者だ。宿屋の親父になんてなるはずがないじゃないか。

Areias.jpg そうね。それじゃ今日はもう休みましょう。冒険者たるもの、休息も必要よ。

 確かに最近、エリクの剣の腕は格段に上がってきた。乱戦になっても危なげない戦い方で、それほど大怪我をすることもなくなった。だが、アレイアス嬢としてもいつまでも連れ歩くわけには行きません。いずれ正体を明かしてスカイリムの事業を引き継がなくてはならない。そうなった時、エリクは以前のように父親の宿屋で雇い主を募集する傭兵となるのだろう。だが、傭兵とは雇い主の意向に従わなければならないもの。場合によってはかなりの汚れ仕事をするはめになることもある。果たしてエリクはそれに耐えられるだろうか・・・。

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